このように、私は体重100kgのデブでもあり、数年前は体脂肪率10%まで鍛えていました。
デブは寒がりと言われていますが、それは私のように本物のデブにしか分かりません。
「皮下脂肪が多いから痩せている方よりも温かいのでは?」と疑問を感じませんか?
ポイント
・痩せていた体脂肪率10%の頃との違い
・太っていた子供の頃との違い
・科学的根拠はあるのか?
など、体験談や科学的な根拠も含め解説していきます。
デブは本当に寒がり?【実体験】
デブは痩せている方よりも皮下脂肪の量が多いため「服を一枚多く着ているような感覚」で見られます。
しかし、デブでも冬は寒くてマフラーや手袋を手放せません。
この寒さが痩せている頃とどう違うのか気になりますよね。
まずは「鍛えて痩せていた頃と比べて体感温度はどう違うのか?」について解説していきます。
痩せていた頃との違い
デブでも11月を過ぎると寒くて上着なしでは耐えられなくなります。
特に寒い日は寒さに耐えられず、鼻水も止まらず歯をガタガタさせるほどです。
ただ、体脂肪率が10%の頃は冬でも同じように寒いことには違いありませんが、歯をガタガタするほどではありません。
※鼻水は同じように出ます
体感温度は痩せていた頃のほうが「ただ寒いだけで体が異変を起こすほどではない」と感じております。
ただ、体脂肪率が下がると免疫力も低下するため、寒さとは別の理由で風邪をひきやすくなりました。
太っていた子供の頃との違い
私は小学生の頃も体重計でBMI数値が肥満と表示されるほどのデブでしたが、この頃も良く歯が勝手にガタガタするほどでした。
体感温度としては、やはりデブの頃のほうが体は冷えていると言えます。
類は友を呼ぶからか友達もデブでしたが、やはり寒がりで同じように歯をガタガタさせていました。
しかし、一年中半袖短パンの友人は痩せていたため、やはり体脂肪率で体感温度にも違いが出ると予想できます。
デブが寒がりな根拠はあるのか?
なぜデブは寒がりなのか、何か科学的根拠があるのか確認していきましょう。
ポイント
・デブの体感温度が低下する根拠
・同じデブでも筋肉量が関係する理由
・歯をガタガタさせる理由
こちらについて解説していきます。
デブの体感温度が低下する根拠
太っている人なら分かると思いますが、運動をしても脂肪は冷たいままですよね。
体は熱いけど、脂肪の覆われたお腹は冷たいことがほとんどです。
脂肪が熱を冷たい湿布のような役割になるため、痩せている人よりも体が冷えやすくなります。
太っている人の脂肪は「白色脂肪細胞」ですので熱を発しません。
体を鍛えて体脂肪率が10%の頃は、体を触って熱くなっていることがほとんどでしたので、冬でも筋トレをした後は暑くてたまらない日もあるほどです。
同じデブでも筋肉量が関係する理由
同じデブでも筋肉量で体感温度は変わると実感しています。
昔は筋肉量が少ないデブでしたが、現在は体重100kgとは思われない程度に筋肉量もあります。
そのため、少し筋トレをすると体がすぐに熱くなってきます。
筋肉は熱を発するため、筋肉量が多いほど代謝も上がります。
「痩せるためには筋肉量を増やせ」と言われる根拠ですね!
筋肉量の少ないデブ(過去の私)の場合は動いても体が熱くなりづらいため、冬は特に寒さに敏感になりやすいです。
歯をガタガタさせる理由
寒いと歯が自動でガタガタしますよね。
これは「シバリング」と呼ばれる行動で、体温が低下した時に体を温めようとする際に起こります。
※全身麻酔後などに起こる「非体温調節性シバリング」もある
そのため、太っていて筋肉量が少ない体質の方は、このシバリングが起きやすいと言われています。
私の経験上、筋肉量を増やしてからは寒い冬でもシバリングすることはほとんどなくなりました。
デブは寒がりでも筋肉量次第
デブは寒がりではありますが、筋肉量次第だと経験からも言えます。
脂肪は熱を発しないため、デブは体が冷えやすい状態です。
子供の頃もマラソン大会で汗だくになった後なのに、全身の脂肪が冷たくてすぐに体が冷えたりもしました。
筋肉量を増やしてからはシバリングもしなくなり、本当に寒さは苦手ですが昔よりも楽です。
ただ、もしあなたの知り合いが太っていても、決して「デブなのに寒いの?」なんて言わないでくださいね!
仲良しなら冗談だと分かりますが、言われた方は一生記憶に残る出来事になるかもしれません。