MYPROTEINは全然溶けないとの噂があります。
私自身も7年以上愛飲していますが、今回はダマにならない振り方をダマになりやすい振り方も含め解説していきます。
振り方、作り方次第では喉越しも悪く飲みづらくなります。
また、「他社のプロテインと比較してどうなのか?」についてもまとめていますので、参考にご確認下さい。
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MYPROTEINはダマになりやすい?
先に結論だけまとめさせていただきます。
MYPROTEINだけに限りませんが、「作り方次第ではダマになりやすい」と言えます。
しかし、振り方(作り方)次第ではまったくダマは残らず綺麗な状態に仕上げることができます。
その際にはいくつか注意点もありますので、ご確認下さい。
また、「ダマになりやすいか?」についてはMYPROTEINだけに限らず、他社のプロテインでも同じだと言うことも分かっています。
ホエイの場合は成分も似偏っていることも原因の1つです。
しかし、15年以上前のプロテインと比較をすると「かなり改良されて溶けやすい商品も増えているのでは?」と私個人の意見ですが感じます。
では、MYPROTEINでダマになりづらい作り方として、
・縦に振るのか?
・横に細かく振るのか?
・回数は何回がベストなのか?
・付属のバネは入れた方が良いのか?
などの疑問があると思いますので、1つずつ解説していきます。
今回はMYPROTEINの中で多くの方に選ばれている「IMPACT WHEY」で検証していきます。
IMPACT各種類の成分も基本的に似ているため、種類は「チョコバナナ」に統一します。
【伝授】MYPROTEINのダマにならない振り方
プロテインを作る際に、
・縦振り
・横振り
・はしでかき混ぜる
このパターンでプロテインを溶かす方が多いと聞きます。
MYPROTEINの場合、最も簡単で溶けやすい振り方はどれなのか検証しましたのでご確認下さい。
【結論】強めで縦振り30回が理想的
先に結論となりますが、私はMYPROTEINのプロテインを作る際には「縦に強めで30回」と決めています。
付属のバネも現在は洗い物が面倒になるので使っていません。
実際に流れを確認していきましょう。
①先に水(200ml)を入れてプロテインは後から入れる
②シェイカーのフタをしっかり絞める
MYPROTEINのフタは閉まりづらいので、しっかり「カチっ」と鳴るまで閉めましょう。
③縦に30回「強め」に振る
弱く振るとダマが残りやすくなります。
強く振ることでダマが少しずつ小さくなっていきます。
仕上がりは、このような状態です。
ダマもほとんどなく、綺麗な状態で飲みやすく仕上がります。
「MYPROTEINが全然溶けない」とレビューされている方は、是非このやり方で試してみて下さい。
では、バネを使うとどのくらいダマが出来にくくなるのか「縦振り」に絞り実験を行いましたのでご確認下さい。
付属のバネを入れると綺麗に溶けやすい?
MYPROTEINにはシェイカーにバネが付属で付いてきます。
では、実際にこのバネをシェイカーに入れたパターンと入れなかったパターンで比較をしてみましたのでご覧下さい。
縦振りで強めに30回振れば理想的な状態になることが分かりましたが、IMPACT以外でダマになりやすい種類もあります。
そこで、今回はMYPROTEINの「CLEAR WHEY ISORATE」で検証してみます。
【バネを入れない場合】
バネを入れずに「強めに30回」振ってみた結果がこちらです。
少し白いダマが残っていることが分かります。
【バネを入れた場合】
実際にバネを入れて「強めに30回」振ってみた結果がこちらです。
明らかにバネを入れたほうがダマが無くなっていることが分かります。
バネを洗う手間が増えますが、より滑らかに仕上げたい方は付属のバネも入れて振ったほうが美味しく飲めます。
ただ、バネを入れなくても気にならない状態に仕上がりますので、お好みで調整すると良いですよ。
水は後から入れるべき?
もう1点気になるポイントとして、
・水を先に入れるのか?
・プロテインを先に入れるのか?
という点です。
今回は分かりやすいようにバネは入れずに「縦振り」で検証していきます。
では、実際に比較をしてみましょう。
【水を先に入れた場合】
「水を先に入れた場合」は、先程の結果を載せさせていただきます。
問題なく飲みやすい状態に仕上がっていますね。
【プロテインを先に入れた場合】
では、「プロテインを先に入れた場合」の結果がこちらです。
先に水を入れた場合と比較しても、特に大きくダマが残りやすい結果にはなりませんでした。
少し粉っぽさは残っている気はします。
ただ、よく聞かれる底に溶けずにプロテインが残る疑問についても特に問題はありません。
ただ、デメリットとしては「水の量を計量カップで計量して調整しなければいけない」という点です。
MYPROTEINのシェイカーには、初めからメモリが付いています。
基本的に水を先に入れ、後からプロテインを入れたほうが効率的だと言えます。
他社のシェイカーにはメモリが付いていない商品も多いため、MYPROTEINのシェイカーのメリットとも言えます。
横振りでは溶けないのか?
プロテインの振り方は縦振りだけではありません。
素早く横に振る方も見えます。
では、縦振りと横振りではどのくらい溶けやすさに違いがあるのか比較してみましょう。
実際に水を先に入れ、横振りで30回振ります。
その結果がこちらです。
少し細かいダマが残っていることが分かります。
また、縦振りよりもドロッとした状態ですので、飲み心地にも少し違いがあります。
横振りよりも、縦振りのほうが綺麗に溶けやすいと言えます。
【NG】はしで混ぜるとダマができやすい
例えば紙コップに割りばしでプロテインをかき混ぜれば、
・洗い物が面倒な時
・自分好みではないまずい味だった場合
・すぐに飲んでしまいたい時
このような時に効率的です。
では、実際に試してみましょう。
割りばしでかき混ぜて作ると、かなりの確率でダマができます。
溶けない部分が割りばしにも付き、かなり飲みづらいというよりも「食べづらい状態」になります。
ダマになった部分を割りばしで潰しながら溶かさなければいけないため、オススメの溶かし方とは言えません。
後半でも「水の量の目安」内で解説していますが、水の量が少なければ少ないほどダマになりやすいです。
実際にはダマになりやすいというよりも、「濃厚過ぎてプロテインを綺麗に飲みきれず無駄になる」と言ったほうが正しいでしょう。
MYPROTEINが溶けやすい飲み物は水?牛乳?
MYPROTEINが溶けやすい飲み物は水なのか、牛乳なのか?
この疑問についても解決しておくと、ダマができづらい状態に仕上げやすくなります。
特に溶けやすさは変わらない
水と牛乳ではどちらが溶けやすいのか?
結論は、どちらも正しい振り方をすることで問題なく溶かすことができます。
どちらかと言えば水のほうが早く溶けている感覚はありますが、それほどダマが気になる差でもないため基本的には
・カロリー
・脂質
・減量なのか増量なのか
このような目的で選ばれると良いです。
また、チョコレート系の場合は時間を置くと下に成分が沈殿することも多いです。
これは水でも牛乳でも確認がとれています。
どちらも量が少ないと溶けづらい
味がまずくてできるだけ量を減らして飲みたい!
こんな時は水や牛乳の量を減らして飲みたくなりますよね。
実際に私も紙コップに少量の水を入れ、溶かして飲んだりもしましたが、かなりダマになりやすいです。
また、周りにプロテインがかなり残るため、実際にたんぱく質の量が思ったより摂取できていない可能性も高いです。
1杯のプロテインに対し、水や牛乳の量は最低でも「200ml」は欲しいところです。
水や牛乳の量が少ない場合は飲み残しにかなりのたんぱく質も捨ててしまうことになります。
【裏技】MYPROTEINは作り置きするとダマになりづらい
プロテインにはダマができやすい商品もあります。
MYPROTEINの場合も作り方次第ではダマが残りますが、実は時間を置くだけで綺麗に溶けやすくなります。
先程の紙コップと割りばしを使って溶かした状態では、かなりダマが残っていました。
しかし、この状態から1時間置いただけでかなり滑らかになります。
割りばしに残っていたダマも、ほとんど気にならない状態になっていますね。
このように、例えば寝る前に作り置きして冷蔵庫に入れておけば、翌日はベストな状態で飲みやすくなります。
ジムで筋トレする前にプロテインを作っておけば、トレーニング後には飲みやすい状態になっているでしょう。
ただ、時間を置いた場合は濃度が変わり、このようにグラデーションができることもあります。
飲む前には再度混ぜ直すと良いですよ。
MYPROTEINと他社のプロテインと比較【ダマになりやすさ】
今回は、有名なメーカーの
・BELEGEND
・ZAVAS
・DNS
こちらのプロテインとMYPROTEINでは溶けやすさに違いがあるのか確認してみることにしました。
味も「チョコレート関連」に統一させていただきます。
また、振り方も「縦振り強めの30回」でそれぞれ溶かして作る形とします。
BELEGENDの場合
BELEGENDの「激うまチョコ風味」で検証していきます。
実際に作った後の状態がこちらです。
特にダマも残らず、ほとんど溶けています。
粉っぽさも気にならないため、溶けやすさではかなりトップクラスだと言えます。
BELEGENDは私も昔愛飲していましたが、味は美味しい種類が多いですよ。
ZAVASの場合
ZAVASの「リッチショコラ味」で検証していきます。
溶かした後の状態はこちらです。
ZAVASもしっかり溶けていますね。
実際に飲んでみてもサラッとしてますので、ダマは気になりづらいと思います。
DNSの場合
DNSの「プレミアムチョコレート風味」で検証していきます。
結果はこちらになります。
少し固形のダマが残っていました。
気になるほどではありませんが、溶けやすい部類であることには違いありません。
DNSは溶けやすい種類も多いですが、プレミアムチョコレート風味は少し溶けづらい部類に入るのかもしれません。
どのメーカーを選ぶべき?
横振りや割りばしを使っても結果はMYPROTEINと大きく変わらないと言えます。
溶けにくさでは大きく差はないので、決めるポイントとしては、
・値段
・味
・パッケージなどの好み
などになるでしょう。
私は最もコスパが良いMYPROTEINを選ぶようにして、気付いたら7年以上経っていました。
【番外編】最も溶けやすいのはMYPROTEINの「CLEAR WHEY ISORATE」
MYPROTEINには「CLEAR WHEY ISORATE」も販売されています。
水でも飲みやすく、夏などスッキリ飲みやすいプロテインを求めている方には最適です。
実際に「CLEAR WHEY ISORATE」の「オレンジマンゴー」で確認してみましょう。
溶けやすさは評判通りです。
水で割りましたがかなり溶けやすく、味もスッキリしていて飲みやすいです。
オレンジやマンゴー味が好きな方であれば、トレーニング後でもサッと飲めますよ。
さらに詳しい解説はこちらをご覧下さい。
⇒MYPROTEIN「CLEAR WHEY ISORATE」のレビュー【味や飲み方】
MYPROTEINのプロテインは溶けやすくて飲みやすい
MYPROTEINのプロテインは溶けやすいと言えます。
「全然溶けない」とレビューされている方は、もしかすると
・振り方が弱い
・回数が少ない
・水や牛乳の量が少ない
などが原因の可能性が高いと感じます。
MYPROTEINは溶けやすいプロテインです。
値段も割引コードを使うと50%off以上になることもあるため、詳細は割引コードが使える公式サイトをご確認下さい。
※楽天市場やAmazonなどでは使えません